TOP MESSAGE

代表メッセージ

TOP MESSAGE

社員を幸福で満たせない企業が、

お客様を幸福で満たせるはずがない。

1軒のラーメン屋からスタートしたケンコー。そのルーツは少年時代にまでさかのぼります。けっして裕福とは言えない家庭に育った私が、お肉や好きなものをおなかいっぱい食べられるのはお正月など特別な日だけでした。そのとき感じたおいしいものを食べる幸せが、私の原点。「食」を通じて人を幸せにしたいという想いが私の根底にあります。

世界的に見ても、日本は人口に対して飲食店が多い国。さらに人口が減少していくなかで生き残っていくためには、家庭では再現できない味や空間、サービスを提供しなければいけません。そこに、私たちが自分たちを「飲食業ではなく外食産業」と呼ぶ理由があります。だからこそ、効率を追い求めることなく手間ひまをかけることにこだわっているのです。

当社では「いつまでに何店舗」という目標は掲げていません。「店舗」を増やしたいわけではなく「繁盛店」を増やしたいからです。時間をかけてお客様に支持される店づくりをしているからこそ、当社に赤字の店舗はほとんどないのです。

企業の発展に必要な「モノ」「カネ」「ヒト」。最大の課題は、人口減少が進む今「ヒト」をどう採用するかということ。私たちはまず「稼げる企業」であることが第一だと考えています。正当な報酬を得られて、上のポジションを目指せて、独立もできる。そのような環境を整備していくことで、人の集まる企業になると考えています。

私たちが仲間として迎えたいのは、目標や夢を持って努力できる人。「努力」には「力」という字が2つ入っています。つまり努力とは、人の倍以上頑張ることだと思うのです。努力する人が目標や夢を実現できるよう、会社としても、私個人としても全力でバックアップしていきます。

ほんものを日常に

料理人が世界各地の生産者と繋がり、丹精込めて育くまれた食材を、長年培ってきた技術と心を込めて、毎日台所で料理する。
そんな昔は当たり前だった本来の豊かな、ほんもののお食事を私たちの毎日に残し続けます。

豊かさとはなんだろう

贅沢で煌びやかなこと?非日常の体験?効率がいいこと?便利なこと?
一つ一つの食材は、どこの誰が、どうやって作ったのか、その過程で誰かが辛い思いをしてはいないか、一品一品の料理は、誰が、何を使って、どうやって作ったのか?
これからの時代にこそ大切な、ほんとうの豊かさの1つは、顔の見える料理が私たちの毎日にあることだと 考えています。

100 年先まで、新しい豊かさを

この 100 年、資本主義が正義という考えのもと、利益最大化を追求し、効率化や大量生産を追い求めて保存 料や添加物、機械の開発が進み、人の生活を豊かにしてきた。と、信じられてきた結末はどうだったのだろうか。 日本橋玉ゐでは、科学化、効率化、大量生産、機械化に逆行し、自然と共生し、人間の力を信じ、日々技術と心を磨き、100 年先までほんものの人と食事を私たちの毎日に残し続けます。

VISION

経営理念

私達は外食を通して
すべての人々に幸せと感動を与える

  1. 私達はお客様、社員、パートナー、業者、地域の皆様のために誠心誠意尽くします
  2. お客様に満足していただけるサービスとコンセプトの高い商品を創造します
  3. 個人の自主性を尊重し、逆境を恐れず、冒険、挑戦し続けます
  4. 現状に満足せず、常に日々改善、改革を心がけ成長と発展を目指します

    ケンコーは経営理念に“私達はお客様、社員、パートナー、業者、地域の皆様のために誠心誠意尽くします”と掲げています。しかし、本来最初にくるのは“お客様”ではなく“社員”。社員なくしてお客様をもてなすことはできないからです。社員が幸せであれば、自然とお客様を幸せにすることもできるはず。そのうえで“お客様満足”を追求するには、日々の改善を重ねるしかありません。食材や内装、備品ひとつでも「自分がお客様なら」という視点でコストや手間を惜しまない。そうした改善を重ねて初めて“お客様満足”が達成されるのです。家族である社員の幸せ、そしてお客様の幸せの両方を叶える。経営理念は、そのために必要な指針なのです。

代表取締役 藤井 健